弊社のホームページ内の「軽井沢の標高と気温と湿度」からわかるように、軽井沢町は非常に湿度の高い町となります。軽井沢町では多くの住宅・別荘・保養所で「水捨て不要、湿度の高い時期だけのオート運転」という高機能な除湿・換気専用機である「ダイキン製ルームドラーヤー」が数多く設置、取り付けされてきました。湿度の高い軽井沢ではこの製品の使用は非常に効果的であり、不在の時期が長くなる別荘でも「水捨てが不要でオート運転」という手軽さとその機能で建物内部の換気・通気など室内保護やカビ発生の予防(湿度60%以下必須)の役割を果たしてきました。
2005年に発売された「ダイキン ルームドライヤー」は数年前に廃盤となり、廃盤後に「ダイキン ルームドライヤー」を新規で設置したいお客様には、なんとか中古品を探し出して取り付けをしたり、事情をご説明して一般的な除湿機(水捨て必要型)をおすすめするなど苦労することもありましたが、「ダイキン ルームドライヤー」が新たに「ダイキン カライエ」となり2019年2月に新発売されました。
このページでは新旧の機能や性能を比較してみたいと思います。
製品名 | ダイキン ルームドライヤー | ダイキン カライエ |
方式 | デシカント除湿・換気 | デシカント方式 |
適応床面積 | 8~14畳 | 記載なし |
排出水分量 | 10L/1日 | 10L/1日 |
運転音 | 最大43dB/最小28dB | 40dB(ターボ運転時) |
使用温度範囲 | ー10~40℃ | ー10~40℃ |
消費電力 | 20~400W | 3~320W |
スマートフォン遠隔監視機能 | × | ○(2019年秋予定) |
本体寸法 | 高さ229×幅437×奥行き190mm | 高さ229×幅437×奥行き190mm |
運転モード |
自動運転 湿気の多いとき(60%)だけ自動で除湿。
パワフル運転 1日10Lの最大除湿運転。
換気運転 微風換気 |
自動運転 湿度目標約60%維持で運転
ひかえめ運転 湿度・温度に応じて運転
パワフル運転 湿度目標約50%維持で運転
ターボ 最大除湿運転 |
1日の電気代 |
約40円(365日運転換算 約14,600円) |
約40円以下になると予測※1 |
※1 上記表で目安となる電気代は、関東での算出であると思います。軽井沢町は関東よりも高い湿気・湿度の地域であり、山や川が近い地域などでは、カライエが強運転となり電気代は上記表の目安より高くなる事が。40台以上設置し、お客様に感想など聞いてきましたが、性能は申し分なく高性能ですが、地域によっては電気代が最大で2.7倍(上記表)になる地域もあります。
表を見て比較するとさすが最新型!と言ったところでしょうか。高機能であった除湿方式はそのままで、「ダイキン カライエ」は運転音が静かになっていますね。そして何より24時間運転を視野に入れた場合の消費電力が小さくなっています。年間365日運転でも旧機種の年間約14,600円よりもリーズナブルな運用ができるでしょう。
「ダイキン カライエ」はIoTに対応してくるのでしょうか、2019年後半には別機器を取り付けることでスマートフォンから監視することがでるようです。
大きさは全く同じですが、「ダイキン カライエ」はデザインが非常にシンプルになり、つやのあるホワイトになったことで、どんなお部屋にもマッチするでしょう。弊社でも「ダイキン ルームドライヤ」が故障してしまい交換を考えていたお客様や、新規で取り付けたいお客様におすすめしていこうと思います。